マスターの部屋

MUSIC and LIVE Bar-LAYLAの マスターが日々の雑感を痛烈に 綴った日記!!!

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話題の映画『永遠の0』。ご覧になった方も多いと思う。

今回僕は、原作を読んでから鑑賞する方法をとってみた。

結末を知ってしまっているということで、少々スリルは損なうものの

自分の頭の中で描いていたシーンが、実際にスクリーンに映し出されるのは

格別のものであることがわかった。

それほど映像の出来栄えがお見事だった。



ゼロ戦(三菱零式艦上戦闘機)が、当時の常識を覆す戦闘機であったことも

あらためて知った。

抜群の旋回性能とライバル機にはない22ミリの機関銃を備え、開戦当時の空戦では

無敵だったそうだ。

航続距離は欧米機の数倍の距離を無給油で飛べる性能を持っていたため、戦略的に

優位に立つはずだったが…

皮肉にもこの航続距離の長さが軍令部に無謀な作戦を立てさせ、搭乗員を疲弊させる

結果になったようだ。



天才設計者 堀越二郎氏と三菱重工の技術者たちの血のにじむような努力奮励によって

「名機 ゼロ戦」は誕生したが、堀越氏の片腕として開発に携わった人が昭和50年代に

三菱自動車のトップに就いておられたのをご存知だろうか。

ヒット作になった小型車「ミラージュ」を米国で拡販するために、クライスラーとの提携を

解消することに苦心奮闘されたことは何か因縁めいたものを感じる。



真珠湾に敵空母が居たら…ミッドウェーで敵空母を発見できていたら…結果は違っていたかも?

そんな話があるし、僕も少しはそう思っていたが、今回原作を読んではっきりとその間違いに

気づかされた。

特攻などという無謀なことを作戦と称し、国の将来を担う大勢の若者を死に至らしめた愚か者

たちが軍参謀であったなら、結果はやはり同じだったろうと思う。

立花 隆さんが言うとおり、「一国の指導部の愚かさは一国を滅ぼすに至る。日本は1945年に

『大日本帝国』として事実上滅んだ」のだろう。



主人公を演じた岡田准一さんは適役だったと思う。

たとえ「臆病者」と呼ばれても、愛する家族のために「必ず生きて帰る」という強い意志が

彼の眼差しによって観る者に迫ってくる。

印象に残るラストシーン。原作を読んでいたおかげで僕は格別の感動を得た。

原作を提供してくださったDr天野氏に感謝します。



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