マスターの部屋

MUSIC and LIVE Bar-LAYLAの マスターが日々の雑感を痛烈に 綴った日記!!!

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アンネフランクの本が破られた。

未だ犯人は捕まらず、動機も謎である。

そもそも本は読むものであって破るものではない。

まして先の大戦中、ドイツのユダヤ人狩りから身を潜めながら綴った日記となれば

この犯人は世界中を敵に回したことになる。



イスラエルはどんな反応をするのか?

僕ごときでも少々気がかりだったが、2月26日の新聞記事に驚き、同時に感動した。

イスラエル大使館が被害にあった図書館に計300冊を寄贈する、というものだった。

さらに同時に発表された声明に、僕は熱いものがこみ上げてきた。

「事件に対して寄せられた心配と思いやりに深く感銘を受けている」

なんという懐の深さか…

これがもしかの国であったなら、まゆを釣り上げ、つばを飛ばし、烈火のごとく

非難したに違いない。

イスラエルの真摯な友情に、国を挙げて感謝したいものだ。



この友情の架け橋となった日本人がいることを忘れてはならない。

大戦中に旧外務省リトアニア領事を務めた杉原千畝氏である。

ドイツ軍が迫り来る中、迫害から逃れるためには国外脱出しかないリトアニア在住のユダヤ人

を救うために、外務省からの訓令に反して、国外退去期限ぎりぎりまで彼は日本国を通過できる

ビザを発行し続けた。

世にゆう『命のビザ』である。その数6000人。

彼が救った命を受け継いだ子孫は、今や20万人に達している。



イスラエル政府より、日本人では初で唯一の「諸国民の中の正義の人」として「ヤド・バシェム賞」を受賞。

旧リトアニア領事館は『杉原千畝記念館』とされ、彼が愛用した机など執務室は当時のまま保存されている。

東日本大震災に対する義援金を募るにあたり、米国のユダヤ人組織であるオーソドックス・ユニオンは、

会長と副会長の連名で、以下のような公式声明を発した。

「窮状にある人々に手を差し伸べることは、主のいつくしみの業に倣うことである。今こそ、身職を賭して

通過ビザを発給し、リトアニアから6,000人ものユダヤ人を救ってくれた杉原夫妻の恩義に報いる時である」

日本の外交史において、世界に誇れる先人だと思う。










待望だった映画『RUSH』を観てきた。

想像以上に素晴らしい作品だった。


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F1GP史上、最もドラスティックといわれた1976年のシーズンを戦った二人の天才ドライバー

の物語だ。そう、ジェームズ ハントとニキ ラウダである。

さすがにロン ハワード監督だ。細かな描写にも妥協がない。

40年も前のマシンなのに、すべて実車を走らせた。世界中から集めたそうだ。

こういうクルマを個人が所有していることも驚きだが、その中に日本人もいるというから

さらに驚きである。ティレルの6輪車も登場する。

富士スピードウェイのパドックのシーン。

なんと、往年のセリカとコロナハードトップ(たぶんGT5だと思う)が停まっていた!

この監督はここまでやるのだ。


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レースシーンもとてもリアルで見るものを引き込む。

雨のレースのスターテインググリッドで、ハントのヘルメットバイザーにドリルで曇り止めの

穴を開けるシーンなどはリアルすぎてドキッとする。

往年のレーサーの名前が実名で登場するのも、レースファンには懐かしい。

クレイ レガッツォーニ ジャッキー イクス カルロス ロイテマン ジョディ シェクター…

鬼才といわれたデザイナー、ハーベイ ポスルスウェイトも出てくる。


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70年代のF1は現代のものと比べるとドライバー保護が十分ではなく、クラッシュによる

火災事故が頻発で毎年死亡者が出ていた。

ロン ハワード監督はそのことにも目を背けず、しっかりと描いている。


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レースに興味のない人でも、対照的な二人のレーサーのヒューマンドラマとして

十分に楽しめると思う。ましてレース好きでクルマに詳しい人なら倍楽しめる作品である。

故S.マックィーンの『栄光のル・マン』以来の、正しいレース映画だと思う。


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

真冬の祭典、ソチ五輪が開催中。

悪名高きスターリンがお気に入りだった保養地に、プーチン大統領は5兆円を投じて

五輪施設というより新しいまちを作り上げた。

あらゆる矛盾を、力で押さえつけてきたツケでテロ宣告を受ける羽目になったが、どうか

無事であってほしいものだ。



米国をはじめ欧州のおエライさんが同性愛宣伝禁止法に反発して開会式に欠席する中、

いいタイミングで安倍さんは出席。

プーチンさんも気を良くしたか、東北から送られた愛犬を伴って出迎え。

友好ムードで首脳会談が進んだ模様だ。北方領土も雪解け間近かも。



本題のオリンピックだが、橋下団長の「メダル10個」の意気込みに反してのっけから

つまずいたが、15歳と18歳のスノーボーダーが突破口を開いてくれた。

「楽しかった」と、あっけらかんとしているのがいい。

それでいて家族や支援者への感謝を口にできるとは、誠に育ちがよろしい。

18歳の銅メダリストは今春、立命館大学へ進学が決まったそうな。



一方で金メダルが確実視されていた17歳のスキージャンプのヒロインが涙をのんだ。

京都新聞の記者は囲い記事に、『金メダルを意識するあまり呪縛に陥った』と書いていた。

スポーツ欄では、スキージャンプのメダリスト船木和喜さんが『ジャンプはそんなに悪く

なかったが自然に泣かされた。特に1回目は30人中一番悪条件だった。出だしは向かい風で

途中で追い風に変わった。』と書いていた。

間違いなく船木さんが正解だろう。




17歳の若さといえどW杯を勝ち抜いてきた実力と経験はただ事ではない。

観衆の声援、ラッパの音、ジャンプ台の頂きから見る光景はW杯と同様だろう。

金メダルの呪縛などと馬鹿を言っちゃいけない。彼女はそんなコメントを一言も発していない。

ただ運が悪かっただけだ。

ティーンエイジャーの特権。まだまだ彼女には2回3回とチャンスはある。

船木さんは記事をこう結んでいる。

「相当ショックだったと思う。ただ、悪条件を一切、言い訳にしなかったのは立派で、今後が

ますます楽しみになった。」

記者には、この一番大切な観点が欠けている。


話題の映画『永遠の0』。ご覧になった方も多いと思う。

今回僕は、原作を読んでから鑑賞する方法をとってみた。

結末を知ってしまっているということで、少々スリルは損なうものの

自分の頭の中で描いていたシーンが、実際にスクリーンに映し出されるのは

格別のものであることがわかった。

それほど映像の出来栄えがお見事だった。



ゼロ戦(三菱零式艦上戦闘機)が、当時の常識を覆す戦闘機であったことも

あらためて知った。

抜群の旋回性能とライバル機にはない22ミリの機関銃を備え、開戦当時の空戦では

無敵だったそうだ。

航続距離は欧米機の数倍の距離を無給油で飛べる性能を持っていたため、戦略的に

優位に立つはずだったが…

皮肉にもこの航続距離の長さが軍令部に無謀な作戦を立てさせ、搭乗員を疲弊させる

結果になったようだ。



天才設計者 堀越二郎氏と三菱重工の技術者たちの血のにじむような努力奮励によって

「名機 ゼロ戦」は誕生したが、堀越氏の片腕として開発に携わった人が昭和50年代に

三菱自動車のトップに就いておられたのをご存知だろうか。

ヒット作になった小型車「ミラージュ」を米国で拡販するために、クライスラーとの提携を

解消することに苦心奮闘されたことは何か因縁めいたものを感じる。



真珠湾に敵空母が居たら…ミッドウェーで敵空母を発見できていたら…結果は違っていたかも?

そんな話があるし、僕も少しはそう思っていたが、今回原作を読んではっきりとその間違いに

気づかされた。

特攻などという無謀なことを作戦と称し、国の将来を担う大勢の若者を死に至らしめた愚か者

たちが軍参謀であったなら、結果はやはり同じだったろうと思う。

立花 隆さんが言うとおり、「一国の指導部の愚かさは一国を滅ぼすに至る。日本は1945年に

『大日本帝国』として事実上滅んだ」のだろう。



主人公を演じた岡田准一さんは適役だったと思う。

たとえ「臆病者」と呼ばれても、愛する家族のために「必ず生きて帰る」という強い意志が

彼の眼差しによって観る者に迫ってくる。

印象に残るラストシーン。原作を読んでいたおかげで僕は格別の感動を得た。

原作を提供してくださったDr天野氏に感謝します。



安倍首相の靖国神社参拝が随分話題となっている。

中国・韓国はご多分にもれず、米国・ロシア・EUもお気にに召さないようだ。

しかし、いずれも政府の話であって国民がどう思っているかは別問題だ。

ではインドやタイ、フィリピンやマレーシアなどの東アジアの国々はどうなのか?

総じて至極当然と肯定している。中には賛辞をくれている国すらある。

僕が気に入らないのは、その事実をどの新聞も報じていないことだ。



僕的には以前に書いたが、祭神の選定にはいささか疑問があるものの、ご遺族の心のよりどころで

あることは勿論、国家がお護りすることにも一切の異論はない。

きっかけは中曽根政権のころではないか。

中曽根さんが総理として公式参拝を行ったが、このとき初めて中国は抗議を表明。

中曽根さんは親日派の胡耀邦主席を擁護するためという理由で、それ以降の参拝を取りやめた。

これが間違いの始まり。

中国は日本の弱みを突く切り札を握ったと思ったに違いない。

それに便乗してきたのが韓国だろう。

その後主席となった江沢民は語録の中に、国内が乱れそうになったら靖国と南京事件で反日批判

を使え、と後進たちにアドバイスを記していると桜井淑子さんが講演で述べている。



幸いにも安倍さんの対中国・対韓国の外交は今のところ秀逸で、絶妙な距離感を保っていると思う。

ぜひ参拝を続けて欲しいと思う。それも公式参拝としてである。

これがわが国の伝統行事であり不変の習慣であることを認識させることが必要だ。

祖父である岸信介元総理が日米安保改定を貫いたように、国のリーダーがブレない確固たる信念

を貫く姿勢が欧米諸国の理解をたぐり寄せることになるに違いないと思うからだ。


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